循環型農業
りんごを食べている山羊

【山羊との出会い】
災害の影響で、大量の果実の廃棄に悩まされていたあるとき、果物栽培にいい堆肥はないかと探していると、山羊の堆肥に行きつきました。山羊の堆肥は肥料分もそこまで多くなく、水分も少ないため匂いもなく、山羊であれば飼育できるのではないかと思い、山羊の飼育をすることを決断し、長野県の佐久市には、家畜改良センター茨城牧場長野支場があり、全国でも二カ所でしかとれない、家畜人工授精士(山羊、綿羊)の免許がとれることが分かり平成28年に妻に研修に行ってもらい、山羊の飼育技術を身に着けました。

果物の規格外品→山羊の飼料→堆肥→美味しい果物→果物の規格外品
という循環が自社の中で徐々に回り始めました。

しかし山羊の飼育を始めてから徐々に課題も見えてきました。

【課題】
1、山羊1頭でできる堆肥はほとんどなく、弊社で栽培している果物に使う為には50頭程の山羊を飼育する必要がある

2、山羊を飼育するためには、人件費や、施設を拡大する為の費用がかかる

当初想定していたよりはるかに循環型農業が大変か思い知っておりますが、日本の農業を持続可能なものにするためにも、引き続き取り組んでいきたいと思います。

ブドウ園

子山羊

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楽しい農業やってます。